米CHIPS法、アカーシャシステムズに1820万米ドルの補助金支給を決定

(Akash Systemsのウェブサイトより)

米商務省は13日、米衛星通信システムのAkash Systems(アカーシャシステムズ、カリフォルニア州)に対し、「CHIPSおよび科学法(CHIPS法)」で最大1820万米ドル(約28億5476万円)の政府補助金を提供すると発表した。

アカーシャシステムズのほか、ベンチャーキャピタル企業、その他の個人投資家からの資金援助と組み合わせてカリフォルニア州ウェストオークランドに1億2100万米ドルを投資し、ダイヤモンドヒートシンク基板と装置、システムの量産拠点を建設する。アカッシュは、AI(人工知能)データセンターで熱管理を改善するために「ダイヤモンド冷却」技術を活用している。

アカーシャシステムズのFelix Ejeckam(フェリックス・エジェッカム)最高経営責任者(CEO)は「次世代半導体技術を開発する米国企業として、今日のハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)や通信システムにおける熱の課題に対処する最先端のソリューションを提供する一助となる当社のビジョンと戦略を確認するものだ」と述べた。

米商務省は、ドナルド・トランプ次期大統領が2025年1月に就任する前に、主要な補助金の最終決定を行うべく準備を進めているとされる。

Biden-Harris Administration Announces Preliminary Terms with Akash Systems to Support Development and Production of Emerging Semiconductor Technology

Akash Systems 

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