北京市、ロボット開発企業に最大3千万元補助

北京市政府は16日、ロボット関連技術の開発企業などに最大3,000万元(約5億9,900万円)の補助金を支給する「北京市促進機械産業創新発展的若干措置」を発表した。 関連企業への融資を行うことでロボットの技術開発や社会実装、販売を後押しするのが狙い。

同措置によると、ロボットオペレーティングシステム、高性能特殊チップとサーボモーター、ギアボックス、コントローラー、センサーなどの重点部品、人工知能(AI)、マルチモーダル大規模言語モデル(LLM)などの関連技術で、コンソーシアムを組織した企業に対し 最大3000万元を支援する。

北京市は、2025年までにロボット研究開発(R&D)向け投資の年平均成長率50%以上、ロボット実装プロジェクト50件、工業企業のロボット密度は1万人当たり360台、ロボットの年産額規模は100億元に拡大する目標を掲げている。

中国工業情報化部の統計によると、今年上半期(1〜6月)の中国の産業用ロボットの生産台数は前年同期比5.4%増の22万2,000台。このうちサービスロボットの生産台数は前年同期比9.6%増の353万台に達している。

北京市经济和信息化局关于印发《北京市促进机器人产业创新发展的若干措施》的通知

  

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