杉杉股フン、フィンランドに年産10万トンのリチウム電池材料工場建設

(杉杉股フンのリリースより)

リチウムイオン電池材料の寧波杉杉股フン(浙江省寧波市)は27日、同社子会社がフィンランドで年産10万トン規模のリチウムイオン電池用負極材の工場を建設すると発表した。最大投資総額は12億8,000万ユーロ(約2,008億3,200万円)を計画している。

同社子会社の上海杉杉リ電材料科技がフィンランドにプロジェクト会社を設立して建設する。工場は2期に分けて建設し、1期の年産量は5万トンずつ。

■LG化学の中国・韓国・ベトナムのSP事業買収

寧波杉杉股フンは27日、子会社の杉金光電(蘇州)が韓国の総合化学メーカー、LG化学の中国本土、韓国、ベトナムにおけるSP事業および関連資産を14億680万元で買収する計画を発表した。

SP事業とは、OLED(有機EL)ディスプレイ用特殊偏光板製品、車載用LCD(液晶)ディスプレイ事業における液晶偏光板製品および米アップル社およびその関連会社の製品に使用可能な偏光板製品を指す。

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