スイスABB、上海のロボット新工場稼働

ABBが上海で操業を開始した最新鋭ロボット工場(ABBのリリースより)

世界の四大ロボットメーカーに入るスイスの重電大手、ABBは2日、上海市で建設を進めていた最新鋭のロボット工場が完成し、操業を開始したと発表した。独自のデジタル化・自動化技術を駆使して、次世代のロボットを製造する。

新工場への投資額は1億5,000万米ドル(202億2,800万円)。敷地面積は6万7,000平方メートル。ABBにとって世界最大のロボット生産拠点となり、30型式あまりのロボットを生産。製品の95%以上を中国市場に向けて販売する。

研究開発施設も併設し、人工知能(AI)、デジタル化、ソフトウエアの技術革新を加速。自律移動、デジタルツイン、マシンビジョンなど領域に注力する。

ABB opens state-of-the-art robotics mega factory in Shanghai

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